先日Googleから来たメールの情報です。テレビ番組中のCMの間に何をしているかという調査で「CMを眺めている」が24.4%に対して、「スマホで何かしている」が40.6%という結果だったという内容でした。その他はチャンネルをまわしてみたりとかトイレに行くとか、以前からあった行動なんでしょう。それにしても、スマホを手に取る人が4割もいるとは。。。大手企業もテレビ広告を再考しなければと思うのは当然ですね。
スマホを操作している人たちは、SNSやメールの確認などをするのでしょうけど、テレビ番組を観ているわけですから、一部はテレビに出てきた内容や人物について検索してみたりしているわけです。
少し前、ウェブサイト(ホームページ)の管理をさせていただいている会社様の商品がテレビで紹介されることがあり、ライブでアクセスのパフォーマンスをチェックする機会がありました。そのサイトは普段でも65%程度はモバイルで見られていたサイトでしたが、放映された時からアクセスが激増し、そのほとんどがモバイルからでした。瞬間的には90%近くをモバイルからのアクセスが占める状態になりました。そして、番組が終了してアクセスがやや落ち着く頃からタブレットやPC(デスクトップ)のアクセス割合が増えるというパフォーマンスを示しました。
冒頭にCM中とは書きましたが、番組中であろうが、CM中であろうが知りたいことがあればスマホで検索してサイトにアクセスしてます。もし、テレビで自分の会社やお店が紹介されるようなことがあれば、モバイルでアクセスしたユーザーに対して一瞬で直観的訴求することが出来ればPR効果は絶大です。今回のGoogleからのメールの情報は、テレビとネットとのメディアミックス戦略という観点で考えなければならないことを再認識させられるデータだと言えます。