運営管理させていただいているお客様の2012年に作成したウェブサイトを改修検討のために、年別にアクセスされるブラウザ環境をチェックしてみました。日々見てわかっていたものの、4年間のデータを並べてみると、この環境変化の激しさには驚きます。
Safari、Android Browserのモバイルと思われるブラウザのシェアが年々高まっています。このウェブサイトの場合、アクセスするユーザーの数に大きな変化はありませんので、パソコンユーザーがそのまま、スマートフォン、タブレットからのアクセスに置き代わったと言えます。大半のユーザー、すなわちモバイルからのアクセスに対して使いづらいインターフェースで利用させている状態です。結果、1ユーザーあたりのページビューも下がって来ています。やはり、モバイル対応の改修が必要という結論になります。
ところで、数年前まで帝国とも思えたマイクロソフトInternet Explorerは、4年間にシェアを3分の1に落としていることがわかります。このサイトの場合、約30%がパソコンからのアクセスなので、パソコンアクセス分もChromeに急追されている姿が見て取れます。今年は、マイクロソフトの新しいOSが導入され、それに伴ってブラウザも刷新されます。今後のパフォーマンスに注目が必要です。