会社のウェブサイトは、基本的には新規顧客の開拓などのために外部のインターネットユーザーに見てもらうことを目的にしています。しかし、自社社員、取引先に必要な情報を掲載していると便利な場合もあります。
たとえば、営業社員向けに商品、サービス事例を掲載したり、取引先、既存顧客向けにカタログやマニュアルページを作成しておくといった使い方です。このようなウェブサイトの利用は、いちいち軽微な内容変更の度に、情報を掲載した営業ツールやカタログなどの印刷物をつくり直す必要がなくなるため、コストダウンが出来るというメリットがあります。
また、ウェブサイトへのアクセス数が増加するという副次効果もあります。中小企業や店舗では元々そんなに多くのサイト訪問が期待できるわけではありません。一日数十件程度のアクセス数に社員や取引先の利用が加われば、かなりな増加になります。もちろん、アクセス数だけがウェブサイトの価値ではありませんが、多い方が検索性向上の観点からも有利になります。
社員や関係者が利用できるコンテンツでウェブサイトを活性化し、その結果として検索されやすくなって、新規顧客の開拓に役立つということになれば一挙両得です。