シャープな写真を撮る
このコラムでは、ホームページの作成や更新で素材を作成するにあたって、どなたでもできるカメラの撮り方について特集いたします。ちょっとしたお知らせトピックの画像を撮影する度に、プロに依頼するのも大変です。ご自分で、手持ちのコンパクトデジカメや、スマートフォンでも使える写真を撮るための写真講座コラムです。
近年のデジタル技術の進歩で、元の画像が良くなくても、画像をそれなりに救えるようになってはきました。多少画像が、暗くても加工ソフトで明るくしたり、色合いも修正できます。ただ、ピントの合っていないぼけた写真だけは、未だ救いようがありません。
そこで、ピントをキチッと合わせましょうということなのですが、近頃のデジカメ、スマホはオートフォーカス(AF機能)というもので、自動的に、ピント調整してくれます。では、そんな便利な機能があるのに、なぜぶれた画像になるのか。その原因は「手ぶれ」です。しっかり、止めているつもりでも、カメラを持つ手は微妙に動いてしまうのです。ですから、シャープな写真を撮るには、カメラを三脚などでしっかり固定してやればいいわけです。高いものを買う必要はありません。プロフェッショナルが持つような三脚でなくても大丈夫です。とにかく、固定してくみてください。
それから、写真がぶれるもう一つの要因は、シャッターを押すときの振動です。シャッターボタンを押し下げた時に振動というのは、案外無視できません。ということは、シャッターを押さず、写真を撮れれば、ブレない写真が撮れるわけです。もちろん、シャッターを切らなければ、撮影できないわけわけですが、問題は、振動です。
そこで、すぐにできる振動させずに撮影する方法を2つ紹介します。一つは、シャッターボタンを押さず、液晶の画面タッチ機能を利用してシャッターを切る方法です。これは、スマホなどではお馴染みですし、最近のデジカメならば、シャッターボタンを押す方法と併用して使える機種が多いはずです。指でガシャっと押さないことでブレを防ぐわけです。
もう一つは、セルフタイマー機能を利用する方法です。これは、セルフタイマーを2秒くらいのごく短い時間に設定して、シャッターボタンを押した時間差で撮影すつことで、実際のシャッターが切れる際の振動を防ぎます。商品撮影や社屋の撮影など動かない対象であれば、非常に有効な方法ですので是非お試しください。